シーズン9に突入する前にイタリア代表監督の打診がイタリアサッカー協会からあり、シーズン9からインテルとイタリア代表監督を兼任することとなったので、今回はその戦いぶりを報告します。インテルの時期でいうとネーションズリーグはシーズン9と同じ時期、欧州選手権はシーズン10終了直後のオフシーズンです。
主な選手(2032年欧州選手権優勝時点)
スカマッカ、現在でいうとイタリア代表の若手有望株の一人であるが、そんな彼も33歳、就任当初は31歳で数々のゴールを決めてきたが、欧州選手権本戦では衰えてきているのか思ったように活躍することができなかった。
キエーザ、左右WGができゴール能力も高いので、なんとか2年後のワールドカップまで頑張ってほしいが、年齢的には、ちょっと無理かもしれない。
スカルヴィーニ、働き盛りの28歳。守備ミッドフィルダーもできるし、センターバックもできるので使い勝手が良く、そして一流である。性格もプロフェッショナルなので、チームを引っ張っていけるだろう。インテルに欲しいがこの金額はさすがに払えん。
バストーニ、33歳だから2年後のワールドカップが代表での最後の戦いになるだろう。インテルでも守備の要だから、能力に関してはいうことはない。
その他、バレッラ、カサディ、オコリ、パリージなどなどがいる。今は人材豊富であるが、平均年齢がちょっと高すぎるので、次のワールドカップを境に過渡期になりそうな感じもする。
フォーメーション
4-3-3
インテルで使用しているフォーメーションを流用して使用。GKはドンナルンマ、ディフェンスはアメイ(ボローニャ)、バストーニ、オコリ、パリージ(ウドジェ)、MFはカサディ(バレッラ)、カルネバーレ(ジェンナーニ)、スカルヴィーニ(バンバ)、ニョント、キエーザ(ザニオーロ)、FWはスカマッカ(ボニーニ)
成績
ネーションズリーグ(リーグB)
2位(4勝1分1敗)
イタリア代表監督としてのデビューは、スコットランド、スロベニア、ハンガリーのグループのネーションズリーグだ。この結果いかんで監督を解任されることはないので、結果を気にしなくてもよいからどんな選手がいるのだろう誰がつかえるのだろうという見極める場になった。
結果は、スロベニア、ハンガリーにはすべて勝ったが、スコットランドとのホームとの対戦落として2位となり、リーグAへの昇格はお預けとなった。
欧州選手権予選
予選通過
イングランド、グルジア、モンテネグロ、アルメニアというグループとなった。一番の強敵はイングランドだったが、アウェーでは全く歯が立たなかった。ホームでも引き分けるのがやっとであった。本戦はベスト4がノルマらしいが、こんな調子ではとてもベスト4なんて無理だなと思った。
欧州選手権
優勝
まさかまさかの優勝となった。準決勝、決勝は逆転勝利で特に決勝の逆転は自分もびっくりだった。
予選グループはドイツ、ベルギー、アルバニアという組となった。アルバニアはともかく、ドイツ、ベルギーは難敵なのでなかなか厳しいグループに入った。2位通過くらいで行ければと思っていたが、アルメニアに勝ち、2戦目ではなんとベルギーに4-0で勝利してそれは確実になった。ドイツとの勝負はちょっと嫌だったがなんとかスコアレスドローでしのいで堂々のトップ通過となった。これが結果的には優勝につながった。
トーナメント戦、第2ラウンドはノルウェーに2-1、準々決勝はアイルランドと対戦して2-0で勝利して、イタリアサッカー協会からのノルマであるベスト4は達成した。ほっとした。これでワールドカップを戦うことができると。対戦相手にも恵まれていた感がある。フランスとかスペインとかその辺のチームと当たったらどうなるか分からないからね。
そして、準決勝の相手は欧州選手権予選で歯が立たなかったイングランドとの再戦となった。ベスト4になって監督を解任される心配がなくなったので、軽い気持ちで戦った。前半はいきなりゴールを決められて、そのままいいところなく終わったので、やっぱ無理かなと思ったけど、あきらめずに調子の悪かったスカマッカとニョントを交代させたら、交代選手の一人であるボニーニというフォワードがキエーザのアシストからゴールを決め、終盤の82分に相手のバックパスをかっさらってゴールを決めて2-1で勝利。まさかの決勝進出となった。
決勝の相手は、スペインを破ったポルトガルとの1戦。準決勝同様、先発した前線の選手の調子がいまいちだったので、後半から準決勝の立役者のボニーニ、キエーザなどを投入。試合の方は、前半にセットプレーからゴールを決められてそのまま試合は終盤へ。後半ロスタイムに左サイドからのジェンナーニの鋭いクロスをボニーニがあわせてなんと土壇場で同点になった。めっちゃ興奮した!!
延長戦、さっそくディフェンスラインの裏をとられてゴールをされ、再び追いかける展開になったが、またジェンナーニの縦パスに反応したボニーニが同点ゴール、そして、118分またまたジェンナーニが左サイドから鋭いクロスをあげて、それにボニーニが再び反応して試合をひっくり返してそのまま逃げ切った。
素晴らしい優勝だった。
総括
シンプルにうれしい。以上です。